好きな人と話していると、なぜか質問ばかりになってしまう。
「休みの日は何してるの?」
「映画を観ることが多いかな」
「どんな映画が好き?」
「最近は何を観た?」
「映画館にはよく行く?」
会話を続けようとしているだけなのに、気づいたらこちらが質問する側、相手が答える側になっている。
こっちは普通に話しているつもりでも、相手からすると少し面接のように感じているかもしれません。
好きな人との会話ほど失敗したくないので、「次は何を聞こう」と考えてしまうのは自然なことです。
ただ、会話を続けるために必要なのは、たくさん質問することではありません。
相手の言葉をひとつ拾い、自分の話を少し返すだけで、会話はかなり自然になります。
好きな人との会話が面接になるのは珍しくない
好きな人の前では、いつものように話せなくなることがあります。
沈黙したら気まずい。
つまらない人だと思われたくない。
できれば相手のことも知りたい。
いろいろ考えた結果、とりあえず質問をして会話をつなごうとします。
質問そのものが悪いわけではありません。
問題なのは、相手の答えを受け取る前に、次の質問へ進んでしまうことです。
会話は情報を集める時間ではなく、お互いの反応を少しずつ見せる時間です。
なぜ質問ばかりになってしまうのか
沈黙するのが怖い
少し会話が止まると、「何か話さなきゃ」と焦ってしまいます。
その焦りを埋めるために、頭の中で次の質問を探し始めます。
でも、相手は沈黙を気にしていないかもしれません。
飲み物を飲んだり、少し考えたりしているだけのこともあります。
数秒の間を、すぐに失敗だと判断しなくて大丈夫です。
自分のことを話すのが少し怖い
質問する側でいれば、自分のことを深く話さずに済みます。
好きな人にどう思われるかが気になるほど、自分の話を出すのが怖くなることもあります。
ただ、質問だけでは相手もこちらのことを知れません。
大きな話をする必要はなく、「自分もそれ好き」「自分は逆かも」と少し返すだけで十分です。
会話を長く続けようとしすぎている
会話が途切れないことを目標にすると、話題を次々に出さなければならなくなります。
でも大切なのは、長く話すことよりも、「また話したい」と思えることです。
短い会話でも、気持ちよく終われれば次につながります。
面接にならない会話の基本は「反応・自分・質問」
質問ばかりになりやすい人は、次の順番を意識すると話しやすくなります。
- 相手の話に反応する
- 自分のことを少し話す
- 必要なら質問をひとつ返す
たとえば、相手が「最近映画を観た」と話したとします。
すぐに「何を観たの?」「誰と行ったの?」「映画館はよく行くの?」と続けると、質問が重なってしまいます。
そこで、まず反応を返します。
「映画いいね。最近ぜんぜん観に行けてない」
そのあとに、質問をひとつだけ添えます。
「何を観たの?」
これだけで、相手だけが答える会話ではなくなります。
相手の言葉をひとつ拾えば話題は広がる
会話を続けるために、新しい話題を探す必要はありません。
相手が話した言葉の中から、気になった部分をひとつ拾えば十分です。
「休みの日は家でのんびりしてる」
この返事には、いくつか拾える言葉があります。
- 休みの日
- 家で過ごす
- のんびりする
その中から、自分が本当に気になった部分だけに反応します。
「家でのんびりする日も必要だよね。自分は気づくと動画ばかり見てる笑」
このくらいなら、無理に質問しなくても相手が話を続けてくれることがあります。
返事が来てから、必要なら次の質問をすれば大丈夫です。
事実だけでなく、気持ちを聞いてみる
会話が面接っぽくなるときは、事実を確認する質問が続いていることがあります。
「どこへ行ったの?」
「何時に行ったの?」
「誰と行ったの?」
こうした質問も必要ですが、少しだけ感想を聞くと会話の温度が変わります。
「それ楽しかった?」
「また行きたいと思った?」
「一番よかったのはどこ?」
正解のない質問なので、相手も自分の言葉で話しやすくなります。
初対面でじっくり話す場面が控えている人は、結婚相談所のお見合いで話すことの整理も参考になります。
LINEでは短い返事でも問題ない
LINEでも、会話を止めないために質問を付け足してしまうことがあります。
ただ、毎回質問で終わると、相手は返事を考え続けなければなりません。
ときには、「それわかる」「今日もお疲れさま」と返すだけでも大丈夫です。
質問がない返事でも、会話が終わったわけではありません。
返信が遅いだけで不安になりやすい人は、こちらの記事も参考にしてください。
会話がうまい人より、安心して話せる人を選ぶ
自分の話し方を整えることは大切です。
ただ、どれだけ工夫しても、毎回こちらだけが会話を支えなければならない相手もいます。
相手がこちらに質問を返さない。
返事がいつも短い。
何を話しても反応が薄い。
そんな状態が続くなら、自分の会話力だけが原因とは限りません。
会話には相性があります。
無理に盛り上げなくても話せる相手や、こちらの言葉を拾って返してくれる相手を選ぶことも大切です。
共通点があると、最初の会話は少し楽になる
初対面の会話が苦手な人は、共通の趣味や好きなことから始められる出会い方も向いています。
スポーツ、音楽、旅行、食べ物など、最初からひとつ共通点があれば、何もないところから質問を探す必要がありません。
「自分もそれ好き」から会話を始められるので、面接のようになりにくくなります。
趣味をきっかけにした出会い方が気になる人は、サービスの雰囲気だけ確認してみてもいいでしょう。
無理に登録を決める必要はありません。自分に合いそうな人がいるか、まずは雰囲気を見るだけでも十分です。
マッチングアプリの会話そのものに疲れている場合
質問の仕方を工夫する以前に、何人もの相手と同じ会話を繰り返すことに疲れている場合もあります。
その状態でさらに会話術を増やそうとすると、恋愛自体が仕事のように感じてしまいます。
少し休んだり、やり取りする人数を減らしたりすることも立派な調整です。
まとめ
好きな人との会話で質問ばかりになるのは、相手に興味がないからではありません。
むしろ、会話を失敗させたくない気持ちが強いからです。
次に何を聞くか考える前に、まず相手の言葉へ反応する。
そこへ自分の話を少し混ぜる。
質問は、そのあとにひとつだけ。
会話は完璧に続けなくて大丈夫です。
相手のことを知りながら、自分のことも少しずつ知ってもらう。
その往復があるだけで、面接だった会話が、ちゃんと二人の会話に戻っていきます。
よくある質問
質問しないと会話が終わってしまいませんか?
毎回質問を付けなくても大丈夫です。相手の話に反応し、自分の感想を少し返せば、相手から話を続けてくれることもあります。終わったとしても、気持ちよく終われた会話なら次につながります。
自分の話をすると、自分語りになりませんか?
長く話し続けなければ問題ありません。「自分もそれ好き」「自分は逆かも」など、一言か二言を返すだけでも十分です。
沈黙したときは何を話せばいいですか?
すぐに新しい話題を探さず、直前の話へ戻っても大丈夫です。「さっきの話だけど」と続けるほうが、無理に話題を変えるより自然なこともあります。
相手から質問が返ってこないのは脈なしですか?
一度だけでは判断できません。緊張していたり、質問するのが苦手だったりする人もいます。ただ、毎回こちらだけが会話を支えて疲れる場合は、会話の相性も考えてみてください。
